子供の口からヨーグルトのような酸っぱい口臭がするときに気を付けたいこと
実は子供の口臭が気になっているという親御さんは少なくありません。という私も中学生の子供の口臭が気になる母親のひとりです。
子供って正直だから思ったことをすぐに口に出しますよね?
口臭がからかいの原因になったり、中学生くらいになると陰口や知らないうちにあだ名をつけられたり、中には不登校などの深刻な問題に発展してしまうこともあります。
以前、口臭が原因でひきこもりになってしまったという男性と会ったことがあります。もちろんひきこもりになってしまった原因はそれだけではないとは思いますが、このように人生を左右するほどのきっかけになってしまうのであれば、早めに解決してあげたいですよね。
子供のヨーグルトのような酸っぱい口臭の原因は?
大人だったら歯周病や虫歯、胃の不調、ストレス、糖尿病などによって酸っぱい口臭が起こるといわれています。ですが子供の場合、歯周病や糖尿病の可能性は低いので、考えられる原因はそれほど多くはありません。
歯磨きができていない
一番考えられるのが歯磨き不足です。特に小さなお子さんは歯をイメージしながら磨くことが困難なので、どうしても磨き残しがでてきてしまいます。
食べかすが歯に残ったままになると温かい口の中で腐敗します。また歯に歯石や歯垢がべったりついているのも臭いの原因になります。
歯医者さんで定期的に歯磨き指導とクリーニングをしてもらって、徐々に自分でもしっかりと歯磨きができるようにしていくことが大事ですね。
またできれば小学校低学年までは仕上げ磨きをしてあげてほしいです。わが子がお世話になっている歯医者さんでは、小学校卒業までは仕上げ磨きをするように指導されています。
口呼吸
寝起きの口は誰でも多少は臭いますが、かなり強いニオイがするのであれば口呼吸の可能性が考えられます。日中は鼻呼吸ができていても就寝時に口呼吸になってしまう子供は珍しくないんですね。
その場合、鼻炎や蓄膿症など鼻の機能が低下していることが多いです。口呼吸は口の中が乾燥して細菌が繁殖しやすくなるだけでなく、外のウイルスを簡単に体の中に取り込んでしまうので、風邪や病気にかかりやすいというデメリットもあります。
口呼吸をしていることが多いと感じるのであれば、早めに耳鼻咽喉科を受診することをおススメします。
低位舌(ていいぜつ)
低位舌とはその字の通り、舌の位置が低い状態のことをいいます。子供にも増えている症状のひとつです。正しい舌の位置は上あごにぴったりとついている状態なのですが、低位舌の子は舌が前歯を押すような形になっています。
当然歯並びも悪くなりますし、口呼吸になりやすく口の中が乾燥するので、舌苔(ぜったい)がつきやすいためニオイを発生することがわかっています。
お子さんでもできる簡単なトレーニングもあるので、舌の位置が下がっているのであれば、歯のためにもニオイを防ぐためにも治していけるといいです。
こちらはラップを使ったトレーニングです。
ストレス
うちの中学生の子供は学校で嫌なことがあったり、ストレスを感じた時にも口臭が強くなります。
仕事もしていない子供が口臭を発生させるほどのストレスを感じるの?って思ったこともありますが、今の中学生はスマホやSNSに常時振り回されているような生活を送っています。
常に友達とつながっていなければならないことは、いい時はいいのですが状況が悪くなると常に強いストレスにさらされている状態なんですね。
なので元気がなかったり強い口臭を感じることが長く続くときは、子供の様子に気を配って話しやすい雰囲気を作るようにしています。
口のニオイを今すぐ消したい!そんな時のお助けアイテム
うちの子供は口臭がひどい時には自分でもニオイがわかるらしく、必死に歯を磨いたり舌を磨いたり。でも歯の磨きすぎや舌を強く磨くことで、さらに口臭が悪化してしまうこともありますよね。
そんな時は子供でも飲める口臭ケアアイテムを利用することもあります。飲んだ瞬間からニオイがなくなるので即効性があるのがいいんですよね。子供もこれを飲めばニオイが消えるってわかっているから安心して登校していきますよ。
そんなお守りのようなアイテムをひとつ持っておくとすごく心強いです。
まとめ
息がきれいなイメージのある子供から、鼻を覆いたくなるような口臭がしたら親としても心配になります。
お子さんの様子をよく観察して、必要なら早めに受診されることをおすすめします。