赤ちゃんの口が臭いのは病気の前兆?病院に行くべき?
生まれたての赤ちゃんは焼き立てのパンの香り♪
赤ちゃんは幸せないい匂いがしますよね。
しかし最近、赤ちゃんの口臭に悩むお母さんが増えているようです。
赤ちゃんに口臭なんてあるのでしょうか?
原因と知っておきたい対処方法についてご紹介します。
赤ちゃんの口が臭い原因
母乳の匂い
母乳はお母さんの食べたもので作られています。
お母さんが魚を食べたら、母乳を飲んだ赤ちゃんの口から生臭い臭いがしたというのはよく聞く話です。
赤ちゃんの口の臭いが気になったら、前の晩に食べたものを思い出してみましょう。
唾液が少ない
唾液の分泌量が減って口の中が乾燥すると口臭が発生します。
これは「生理的口臭」と呼ばれるもので、大人と同じように赤ちゃんにも起こります。
生理的口臭は寝起きに発生しやすいのですが、これは水分が不足していることが原因です。
赤ちゃんのお口の中の乾燥しないように、湯冷ましやお水を飲ませてあげてくださいね。
また赤ちゃんのいるお部屋が乾燥していないか注意することも大切です。
鼻くそや鼻水の臭い
赤ちゃんの鼻から、すごい臭い巨大な鼻くそが飛び出してきてびっくり!
口の臭いかと思っていたら、鼻くその臭いだったということもあります。
また風邪などで鼻水がでている場合、鼻の菌が口にまわって口から臭いがするということもおこります。
耳の後ろや首のしわの中のアカ
赤ちゃんの耳や首にアカや汚れはありませんか?
口の臭いかと思っていたら、耳の中や後ろ、首のしわのなかにあるほこりやアカが原因だったということも多いです。
離乳食による食べカス
生後5か月から6か月になると、離乳食を食べ始める赤ちゃんも多いですね。
離乳食を食べ始めると、舌苔に食べかすや菌が付着して、口臭を発生させることがあります 。
食後は柔らかいガーゼでお口の中や生え始めた歯をやさしく拭いてあげることを習慣にしましょう。
決してゴシゴシとこすらず、歯や舌に傷がつかないようにそっと拭いてくださいね。
もしかしたら病気の可能性も?
赤ちゃんが熱を出している時に強い口臭がする場合、扁桃腺や蓄膿症の可能性が考えられます。
風邪に似た症状があり口臭が気になるという時は、小児科や耳鼻咽喉科を受診することをおすすめします。
赤ちゃんの口臭は大人と違って重大な病気が隠れていることはほとんどないと言われています。
口の臭いが気になったら、まずはお口をきれいにしたり、水分を多めに飲ませてあげることで自然と気にならなくなっていくことが多いです。